ひとたらしメソッド

人ったらし度を上げる方法4

―私心なく、全体や社員の成長を考え、具体的に、本気で叱る―

人ったらしになるための4つ目の要素は

「私心なく、全体や社員の成長を考え、具体的に、本気で叱る」

です。

人を「叱る」という行為はなかなかエネルギーがいるものです。

前回お伝えした「褒める」という行為は
相手にプラスの言葉を投げかけるものなので
自分自身も前向きな気持ちになれますし

褒められて嫌な気持ちになる人はあまりいないので
ネガティブな感情を持たれる確率も低いでしょう。

それに対して「叱る」という行為は
相手の改善や成長を願って、時に厳しい言葉や
否定的な言葉をかけることも多いので

相手から反発されたり、嫌われるリスクもあるわけです。

ですから、私も「叱る」という行為はあまり好きではありません(>.<)

叱った後は、どっと疲れが出ますし

「あの言い方で本当に良かったのか?」
「相手に自分の思いが伝わったのか?」

悩んだり反省することもしばしばです。。。

でも、逆の立場から考えると
自分のことを本気で叱ってくれた人や言葉というのは
時間が経っても覚えていますし

すぐには理解できなかったこともあるけれど
あの時、嫌われることを覚悟で
自分のためを思って叱ってくれた愛情に

今は感謝の気持ちでいっぱいだ
と感じる経験をお持ちの方も多いのではないでしょうか。

そんな、相手に響く叱り方のポイントは

1.私心がないこと
2.客観的かつ具体的であること

です。

私心がないこととは、前述した通り
「相手の改善や成長を促す」ことと
「全体を最適化する」ことだけが目的であることです。

また、客観的かつ具体的であることとは
相手の人格や存在を否定することなく
相手の言動の何がどうまずいのか、
行動レベルでフィードバックできることです。

そのためには、なぜ相手が問題行動を起こしているのか
よく観察し、その原因を分析する必要がありますし

その問題行動が及ぼしている影響について、
相手が理解できるように
分かりやすく伝えなくてはなりません。

考えてみると、叱る力量というのは
なかなかハイレベルなことが求められるのですが(笑)

その分、相手に効果的に叱ることができたときは
相手の良い変化を促せたり、その結果として
組織全体が良い方向に向かう可能性が高いです。

ぜひ、日頃のご自身の叱り方や
注意・指摘する方法について
自問自答して頂ければと思います。

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