ぴったり人材を見極めながら、相手の入社意欲を高める選考をする4
―社長の熱意が相手の心を動かす―
入社意欲を高める選考をする、いよいよ最後のパートとなりました。
選考を重ねて、ぴったり人材だと確信が持てた時
相手の心をしっかりキャッチして
「入社」の決断を迫る最後の一押し。
いわゆる クロージング です。
求職者が入社の決断が出来ない理由は
大きく分けて2つあると思います。
1 他社と比較してどちらが良いか迷っている
2 他と迷っている訳ではないが、不安があって決めきれない
1の場合は、他社とどんな要素を比較して迷っているのか
その情報を掴むことが大切です。
また、その比較する要素がいくつかある場合は
優先順位も把握して頂きたいところです。
その上で、あなたの会社が選ばれる要素や魅力の
優先順位を上げるアプローチをしていきましょう。
例えば、「土日が休みである」「色々な仕事を経験できる」
という要素で、会社を比較している求職者がいたとして
あなたの会社の休日が「日曜日と他平日」で
「若くからたくさんの仕事を経験できる」だったとしたら
「色々な仕事を経験できる」要素の優先順位が
上がるような情報やメリット
例えば
「成長のスピードが速くて、キャリアアップできる」とか
「平日の休みは、お店やレジャー施設も空いていて、安くてお得」
を提示して
「土曜日が休みじゃなくてもいいかも」
と思ってもらえるような工夫や努力をするのが効果的です。
2の場合は、決めきれない不安が何なのかを
丁寧に把握する必要があります。
私の経験から言うと、
「本当にうまくやっていけるのか人間関係が不安」
「初めての経験で、自分が乗り越えていけるのか不安」
など、漠然とした不安を抱えていることが多いので
そこは、社長がその不安を一掃するべく
「大丈夫!君を必ず成長させるから、一緒に頑張ろう!」
という熱意と決意をみせて、相手の迷いを断つ
のが「ひとたらし流クロージング」です(笑)
どちらの場合も、最後に人の心を動かすのは
こちら側の本気の熱量だと思います。
そんな熱量が持てるのは、身銭を切って給料を払い
何かあったら全ての責任を負う覚悟を持った
「社長」を置いて他にはいません!
やっと巡り逢えたぴったり人材を逃すことのないように
最後のクロージングだけは、社長が決めきってください!
★いつも心に、びりーぽ!ビリーポ!ビリーブポテンシャル!★