ひとたらしメソッド

若者を惹きつける会社の魅力をみつける3

―求職者が欲しい情報を網羅して考える―

前回は採用ターゲットであるイマドキの若者について考察しました。

今回は、そんな若者に響くあなたの会社の魅力を見つける方法
についてお伝えしていきたいと思います。

「貴社の魅力は何ですか?」

とお聞きすると

「ウチはすごい技術を持っているんだよ!」

「創業以来、基本的には毎年売り上げアップしているよ!」

目を輝かせて話して下さる経営者の方は多いです。

確かにそれはその会社の魅力なのですが

まずは求職者が欲しい情報を網羅して
カテゴリー毎に魅力を整理することをオススメします。

ひとたらしメソッドでは下記のカテゴリーで整理します。

1 仕事の内容・やりがい

2 教育体制、今後のキャリアアップの可能性

3 給与、勤務地・転勤の可能性、労働時間・休日

4 社風・雰囲気

5 商品・サービス力、業界内でのポジション
  将来性・安定性・社会貢献性

1の「仕事内容」はなるべく細かくあげてみてください。
誰に何をどのようにする仕事なのか、手順やプロセスや
任される範囲などを時系列で追うと考えやすいと思います。

「やりがい」については「お客様に感謝される」という
多くの会社でいえることだけでなく、
その仕事ならではのやりがいや
自分の力が活かされ成長を実感できた場面
などをあげられるとよいですね!

2も若者が重視する項目です。
基本的に彼らは不安いっぱいで、周りの大人から
お世話され、何かと与えられてきた機会が多いので
目指したい姿になるまで、どれくらいのサポートが
受けられるのかを気にする傾向が強いと思います。

3は特に残業の多さや休日がしっかりあるかを気にする人が多い印象です。
もちろん、貴社の現状をすぐに変えることは難しいと思いますので
ありのままの現状を他社や他業界と比べて判断してみてください。

4も若者が重視する項目です。
働く場がどんな雰囲気なのか?
何を大切にしているのか?
どんな人がいるのか?

「社風」「雰囲気」というと言葉の定義が難しいと思いますが(_;
経営理念や大切にしている価値観、行動指針、社内で評価されるポイント
社員同士の関係性、社長のビジョンや人柄、社員との関係性
などが考えるヒントになると思います。

5については、商品やサービスのスペック的な魅力に加えて
それがどう顧客や社会の役に立っているのかまで
言語化できると良いですね。

自分たちだけではなかなかその魅力に気づかないことも多いので
顧客や社外の人に聞いてみることもおススメです!

私も顧問先のお客様(取引先)に、顧問先の魅力は何か
インタビューしたことがあります。

競合他社と比べたサービスの優れたところ
社長や社員の魅力など、客観的なご意見が聞けてとても参考になりました。

※隣で聞いていた社長も、社員が褒められて嬉しそうでした(笑)

いざ考えるとなると難しい項目も多いと思いますが
他の社員や、貴社をとりまく外部の方の意見なども集めて
なるべくたくさん具体的に書き出して頂ければと思います。

★いつも心に、びりーぽ!ビリーポ!ビリーブポテンシャル!★

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