―仕事の目的と全体の流れをイメージさせる―
今回は「教え方」のポイントについて
お伝えしていきたいと思います。
事前に作っていただいた育成計画をもとに
いよいよ実際の仕事を指示したり教えていくとき
いきなり、あれもこれも思いつくままに説明したり、
丁寧に細かく教えたつもりでも
こちらの想像をはるかに超えて
新入社員は理解できていません(笑)
おそらく、新人に任せる仕事は
一連の作業の流れの中の一部であったり
末端の仕事であることが多いと思います。
社長や教える側は、全体の流れも分かっているし
その仕事の目的も分かっているので
俯瞰した立場から仕事を捉えられ
イレギュラーな事態や変更にも適宜対処できますが
新人からしてみれば、目の前にあることが全てで
とても先を見通す余裕はありませんし
単純な繰り返し作業は覚えられても
少し状況が変わったり、応用を効かせなければならない事態に
遭遇すると、途端に思考停止・パニック状態に陥ります。
ですので、どんな小さな作業であっても
その仕事の目的と、その上にある全体の流れを
初めに説明して、イメージさせることが大切です。
以前私が新人に社内会議資料の印刷を任せた際に
「20部プリントアウトして、私の机に置いておいて」
とだけ指示したところ、その資料は
片面印刷で、おまけにカラー印刷
かろうじて1人分ずつに分けてありましたが、
1部毎にホッチキスやクリップで止まることもなく
バサッと机に置かれていて、途方に暮れる気持ちになりました(>_<)
まぁでもよく考えたら、新人は
そんな会議に参加したこともなく、会議資料を作った訳でもないので
これが何のために、どのように使われるのかなんて
分かるはずもないですよね。。。
どんな会議で誰が参加するのか
会議の流れや進め方
資料の意味や配布のされ方
コストのかけ方
など、先に説明して理解させておくべきでした。
自分が当たり前に身についていたり、常識になっていることを
相手にゼロから説明するのは、
正直時間もかかるし面倒くさいのですが
その仕事の目的や全体像が分かるようになると
こちらが一から百まで説明しなくても
新人が自ら判断して、適切に対処できるようになります。
新人が、こちらが思う以上に先手を打って
仕事を仕上げてくれたりするようになると
その成長に本当に感動します!(笑)
初めの内は、なかなか思うように伝わらなかったり
忍耐が求められると思いますが(_;
後々新人が自立して主体的に仕事に取り組めるようになると
社長や教える側が楽になりますので
ぜひ、目的と全体の流れを理解させるように
意識して頂ければと思います。
