―「教わり方」を教える―
今回は、前回までに作った計画を基に
実際に新入社員に仕事を教えるときの
指導のポイントについてお伝えしていきたいと思います。
まず、意外に重要なのが
「ものを教わる態度や心構え」を教えておくことです。
言い換えると、教える側が
「この新人には教えてあげたいな」
と思えるような教わり方を身につけさせるということです。
教える側も人間です。
いくら、新人に教えることが仕事だと分かっていても
それ以外の仕事をたくさん抱える中で
新人に貴重な時間とエネルギーを費やすのは
なかなかタフな作業です。
そんな中で、教わる新人が
教える側のやる気をくじいたり、
非効率的な教わり方をしていては
指導はうまく進みません。
正しく教わり、早く仕事ができるようになることが
まず取り組むべき自分の仕事、役割なのだと
新人に認識させることが重要です。
皆さんは、どんな新人にだったら教えやすい、
教えがいがあると思われますか?
反抗的でなく素直な人
打てば響き、呑み込みが良い人
なぜか放っておけない可愛げがある人
などなど、多くの人が頷ける特徴があると思います。
ひとたらしメソッドでおススメする
新人に身につけさせたい具体的な行動は
下記3つです。
1 教わるときにメモをとる
2 感謝を言葉と態度で示す
3 結果をきっちりフィードバックする
教える際に、私がストレスを感じるのが
何度も同じことを教えたり
教えた結果どうなったのか、こちらが聞かないと言ってこない
つまり、教えたことを理解できているのか
反応が返ってこなかったり
教わりっぱなしになっていることです。
さらに、「ありがとうございました」の一言もなく
教えてもらうのが当たり前という態度をとられると
イラっとして、大人げないと分かっていても
積極的に関わろうという気持ちになれません(笑)
逆に、教えている時に必死にメモをとり
積極的に質問もしてきて、後日
「●●の件、うまくできるようになりました。
ありがとうございました!」
「教わったようにやったけど、うまくいきませんでした。
なぜなのか、自分でもちょっとわからなくて・・・」
と話しかけてきたら、こちらも嬉しいですし
メモを基に、新人の理解を確かめながら
一緒に振り返りをして、改善点を考えることができます。
多少忙しくても、ついつい教えてあげたくなる人も
多いのではないでしょうか。
性格や気質は人それぞれですが
上のポイントは、どんな新人でも行動レベルでできることです。
こちらの「教え方」も大切ですが、
初めの段階で「教わり方」を
目的もふまえて、ぜひ指導してみてください。
