人ったらしへの道

新シリーズ 人ったらしへの道

― 一貫性のあるビジョンを語り続ける ―

いよいよ今回から、ひとたらしブログの新章

社員との距離が違い中小企業にとって、
採用力と退職防止に大きく影響する

「社長の人ったらし度を上げる方法」

についてお伝えしていきたいと思います。

前のブログと何が違うの?

と思われた方もいらっしゃると思います。

以前のブログは、人を足らすための「採用のプロセス」を軸に
お伝えして参りましたが

今回からは、より「ひとたらしメソッド」の核心に迫る!?

社長ご自身が「人ったらし」になって頂くための
内容をお届けします。

以前のブログでもお伝えしましたが

私が考える「人ったらし」とは

「この人と一緒に良い未来に変えてみたいと思わせ、
 行動させる魅力のある」人

社長はもちろん、人ったらし力の高い人が社内にいればいるほど

自分もこのチームの一員になりたいと思って入社し、

入社後も、待遇だけで判断せず、しんどいことがあっても
社長や仲間のためにも頑張ろうとします。

そうすれば自ずと、社員が辞めにくく、定着する組織になります。

では、どうやって「人ったらし」になったら良いのか?

私が思うに、人ったらしになるためには
性格・タイプ・センスは関係ありません。

あなたの日常の行動や言動がすべてです。

その具体的な要素について、私が考え、選び抜き

10月に開催した「ひとたらしセミナー」でも
大変ご好評をいただいた

自身の現状の人ったらし度を振り返っていただく
「人ったらし度チェックシート」の20項目の中から

いくつか重要度が高いものを抜粋して

これからお伝えしていきたいと思います。

まず1つ目の要素は

「一貫性のあるビジョンや夢など明るい未来を常々語っている」

です。

産み出される効果としては、従業員の「やる気アップ」につながります。

人のやる気を上げるためには主に2つの方法があると言われています。

1つは「未来に起こる嫌なことを避けたいと思わせて、危機感をあおること」

もう1つは「良い未来を実現したいと思わせて、向上心を持たせること」

前者の方法は、お尻に火をつけることで、強力なやる気を引き出せますが(笑)
やり続けると疲れがたまりますし、そのやる気が継続しない気がします。

逆に後者の方法は、心に火をつけるのに時間はかかりますが
「あんな風になりたいな」「あそこに行きたいな」など
願望や希望という、ポジティブな心情を引き出すことができ
実現に向けて、周りと協力して長期的に取り組む方向に働くことが多いです。

ですので、社員のやる気を上げ続ける人ったらしになるためには
ぜひ後者の方法を取り入れてください。

ビジョンや夢を語る際に重要なのが
「一貫性」と「常々」繰り返し言い続けることです。

一度や二度、たまにビジョンを掲げて言葉にしたところで
聞いている人の心には、なかなか届きません(笑)

ビジョンを語る人自らが、辿り着きたい未来のイメージを明確にして
ブレずに、何度も言うことで、実現に対するコミットメント(決意)
を深めていけます。

そして、その信念や思いの強さが
周りの社員にも伝わって、一緒に実現したいという
相手の心のやる気スイッチが押されるのだと思います。

「●●しないように」ではなく「〇〇しよう」

ポジティブでプラスの言葉を投げかけ続けられる人と
一緒にいることは、それだけで自分もポジティブになれそうですよね!

ぜひ、今一度

将来この会社をどうしたいのか
事業を通して何を実現させたいのか

ビジュアルを思い浮かべながら、ご自身の言葉で言語化してみてください。

★いつも心に、びりーぽ!ビリーポ!ビリーブポテンシャル!★

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