ひとたらしメソッド

新入社員の育成計画をつくり、成長の道筋を立てる1

―育てたい社員像を明確にする―

今回からは入社後の長期的な視点から
新入社員をしっかり定着させ、
早く一人前の戦力にするための

ひとたらしメソッド3rdステップ「育てる」
新入社員の育成計画をつくり、成長の道筋を立てる方法
ついてお伝えしていきたいと思います。

何事もそうですが、こと人材育成についても
しっかりとしたゴール設定が大切です。

すなわち、入社した新入社員が
どんな人材に育ってほしいのかを
明確にすることがまずはじめのステップです。

このメソッドの根幹をなす
1stステップで明確にしていただいた
あなたの会社が採用したい「ぴったり人材」
の人材要件がここでも活かせます。

まず要件をたくさんあげて、その後
採用(入社)時点で絶対に必要な要件だけに
ギュッとしぼって選考して頂くようにお願いしましたが

まさに、その過程で優先順を下げて外れていった要件が
入社後の教育で、開発・育てていくものになります。

他にも、入社した新入社員の特性やキャラクターをふまえて

3~5年後の将来像を描いてみましょう。

任せたい仕事内容
達成してほしい目標
身につけてほしい技術・スキル・知識
社内での役割・ポジション
してもらいたい経験・体験
実感してもらいたいやりがい

など、将来新入社員がイキイキと活躍している
姿をイメージしながら、言語化・文章化してみてください。

社長だけでなく、新入社員の教育に携わる
上司や他の社員に意見を聞いてみるのも良いと思います。

また、会社にとって望ましい要件だけでなく
新入社員が望む将来像や、彼らが得られるメリットについても
考えて取り入れることが必要です。

教える方だけがゴールに向けて努力したところで
成長するべき新入社員本人が、
そのゴールに納得してやる気にならない限り
なかなか物事は進みません。

皆で到達するべきゴールを共有できれば
その未来が実現する確率が高まります。

ぜひ双方が目指したいゴールを設定してください。

★いつも心に、びりーぽ!ビリーポ!ビリーブポテンシャル!★

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