ひとたらしメソッド

入社したくなる会社説明をつくる3

今回は実際に声に出して会社説明をする際のポイント
についてお伝えしていきたいと思います。

1つ目のポイントはズバリ
話し手の印象を「感じよくする」です。

いくら話の内容が良くて、魅力的でも
それを語る人の印象が「感じ悪い」と、
人はその話を受け入れようとしないし
ましてや、その人と一緒に働きたいとは思わないものです。

例えば、すごく美味しい料理が食べられたとしても
接客対応があまりにイマイチだと、
続けて行きたいレストランにはならなかった
という経験が私にも何度かあります。

もちろん人には個性がありますし
何をもって「感じがよい」と思うかどうかは
人によって差があるとは思いますが

「感じ悪い」とは思われない
行動レベルで実現できる「感じのよさ」は追及するべきです。

私が思う「感じのよさ」は
「明るく、生気があって、一方的でない」ことです。

具体的なポイントは下記の通りです。

1.声は大きく、トーンは下げすぎない

2.笑顔を添えて、聞き手1人1人と目を合わせる

3.原稿を棒読みせず、感情を乗せる

意外によく見受けられるのが、
声が小さく、原稿を読むためか下ばかり向いて、
ブツブツ早口で独り言のように説明する方。

聞き手にとって「何言ってるか聞きとれない」
ほどストレスなことはありません。

また、無表情で「用意した内容を正確に伝える」
ことだけに集中して淡々と話されるのも
心理的な距離を感じてしまい

「もっとこの人の話を聞いてみたい」とか
「自分がこの会社に入るイメージがもてるな」
という気持ちにはならない気がします。

感覚的に「この会社の一員になりたいな」
と思わせるには

熱意と、自分のことを理解しようとしてくれる
姿勢を態度で示すことが大切です!

また、説明する際のもう1つの大きなポイントは
「話をコマ切れにする」ことです。

前回、聞き手の集中力が保てる
最初の10~15分が勝負だとお話ししましたが

実際には、それ以上の時間をかけて丁寧に
会社の説明をする場もあります。

そんな時は、間をとったり、話を区切るのが効果的です!

例えば「何かここまでで質問はありませんか?」
と質問を募って、聞き手に考えさせる時間を入れるのもいいですし

原稿には用意していない、自分の体験談や例え話を入れてもよし

場合によっては、映像を挟み込んで、そのセッテイング時間を
束の間のブレイクタイムにすることもあります。

意識的にこちらから場面転換することによって
聞き手の緊張状態やアイドリング状態を解放し
伝えたい情報を受け取ってもらう集中状態をつくり出す
ことをおススメします。

「人前で話すのが苦手」という方は多いですが
「うまく話す」ことが「伝わる」ことではありません。

伝えたいポイントだけは頭に叩き込んで、
話す順序や言い回しが多少違ってもOK!
くらいの気軽な気持ちで説明して頂ければと思います(^^♪

★いつも心に、びりーぽ!ビリーポ!ビリーブポテンシャル!★

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