ひとたらしコラム

ぴったり人材を見極めながら、相手の入社意欲を高める選考をする2

―対話を通して「本音」を引き出す―

今回は、ぴったり人材を見極める
面接方法についてお伝えしていきます。

採用選考の手法は色々あれど
求職者と会って話もせずに採用を決めるという会社は
あまりないのではないかと思います。

そんな今でも採用の根幹をなしている面接ですが

一番のポイントは
対話を通して本音を引き出すこと

前回のメルマガでもお伝えした通り
目の前の求職者が、「本当に」自社にとってのぴったり人材なのか
見極める材料を引き出さなくてはなりません。

ある程度の大人であれば
「言葉」では何とでも言えるものです。

基本的に面接は、会社側から質問を投げかけ
それに求職者が答えるという形で
会話が成り立っていくことが多いですが

最近は求職者への面接対策のサポートも手厚いですし
よく聞かれる質問に対しては、一番自分が魅力的に映るように
あらかじめ答えを用意していて、イマイチその人が
本当にどういう人なのか見えてこないケースも多いです。

だからと言って、突拍子もない、奇抜な
質問をすればよいというものではなく

きちんと、あなたの会社の人材要件に沿った情報を引き出す
効果的な質問をあらかじめ用意しておくのが得策です。

本音を引き出す質問の種類としては大きく2つあります。

1 1つ前の質問を掘り下げて、具体的な行動や動機を探る

2 他の場面ではどうかを確かめ、一貫性を探る

例えば「一緒に働く仲間を大切にするか」を見極めたい場合

「あなたは周りの人や仲間を大切にしますか?」

と聞いたら「はい、もちろんです」と返ってくるのがオチなので(笑)

「あなたがこれまで、仲間と一緒に何かやり遂げたことを聞かせてください」

と質問して、例えばアルバイトの経験を話し始めたとすると

1の手法で質問を重ねるなら

「途中で意見が分かれた時はどうしましたか?
 また、それはなぜですか?」

「相手から面倒くさいことを押し付けられた時はどうしましたか?
 どう感じましたか?」

などと聞いていけば、大変な状況の中で仲間との関係をどう構築するのか
ぐっと相手の人となりが見えてきます。

その後、2の手法で

「アルバイト以外、例えば学校の行事やクラブ活動ではどうでしたか?」

と質問し、話始めた別の経験をまた1の手法で掘り下げていくと

相手の行動パターンや考え方、大切にしている価値観などが見えてきて

そこに一貫性があれば、相手のパーソナリティや特性に
確信が持てるのではないでしょうか。

また、面接で相手の本音を引き出す際にもう1つ大切なことが

「相手が話しやすい雰囲気をつくること」です。

多くの人にとって面接というのは、緊張を強いられる場面です。

普段は答えないような質問をたくさんされることで
場合によっては尋問を受けていると感じる人もいるかもしれません。

そうなると、相手は心を閉ざしてしまい
決して自分をさらけ出そうとはしません。

ですので、決して相手に威圧感を与えることなく、
熱心に話を聞く姿勢を見せることが重要です。

具体的には

・まずは簡単な自己紹介や相手が答えやすい質問から始める
・相手の目を見て、相づちを打ちながら話を聞く
・朗らかな表情をつくり、柔らかい声のトーンで話しかける

ことを意識してもらえたらと思います。

逆にやってはいけないこととしては

・足や腕を組む、目を合わせない
・無表情で、頷きや返事を返さない
・相手が話し終わる前に、言葉を挟んだり質問する
・スマホを見たり、他の作業をする

が挙げられます。

相手を見定めてやる!と意気込むより
相手に興味をもって、たくさん話してもらおう
と意識して臨む方がうまくいくと思います。

面接をしている時の自分の態度や癖、印象は
なかなか自分では分からないので、
ぜひ客観的な意見やアドバイスをもらうことをおススメします!

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