ひとたらしメソッド

入社したくなる会社説明をつくる1

―ビフォー・アフターを設定する―

今回からは、
イマドキの若者と接点をもち、
求職者があなたの会社に興味を持った後

さらなる興味を高めたり、「この会社に入社したい!」
と思ってもらう方法について
お伝えしていきたいと思います。

恋愛の過程でいうと

好みの人に声かけて(ナンパして!?)
一緒にお茶や食事ができるところまでこぎ着けた時に
短時間で自分を好きになってもらって
またデートしたい!お付き合いしたい!と思わせるフェーズです(笑)

求職者から応募してもらった後
大方の企業は、会社説明会に来てもらったり
会社紹介と1次面接を兼ねて来社してもらうことが多いです。

もしくは、合同企業説明会や就職イベントなど
会社ごとにブースを構えて、
そのブースに立ち寄ってくれた求職者に
自社の紹介・説明をすることもよくあります。

ターゲットにぐっとアプローチをかけられる
このタイミングは、中小企業にとって絶好のチャンスです!!

求人票や求人サイトのデータ情報で
他企業と比較されてしまうと
中小企業はどうしても、規模や待遇などの条件面で
劣勢を強いられてしまいがちですが

直接会って、双方向のやり取りができる
説明会という場での時間は、邪魔者も入らず(笑)
ターゲットの感情を動かす、またとない機会なのです。

ですから、その場でどんな会社紹介・説明をするのか
入念な準備が必要です。

基本的には、1stステップで見つけて頂いた
あなたの会社の魅力や
2ndステップで整備した採用広報ツールに
掲載した内容をお話し頂けばよいのですが

まず大切なことは、ターゲットのビフォー・アフターを
きちんと設定することです。

例えば、1次面接と並行して行う事前の説明会であれば
相手も会社や仕事のことを事前に調べていて、
ある程度興味はあるものの、不安に思っていることがあったり
他の会社の方が志望度が高い状態かもしれません。

そんな人を、説明会の後どういう状態にしたいのか。

この場合であれば、自社への志望度をぐっと上げて
1次面接で相手からどんどん具体的な質問が出る状態にする
というゴールが設定できます。

また、合同説明会でたまたまブースに立ち寄った
というターゲットであれば、そもそもあなたの会社の仕事に就く
なんて考えたこともなかったという状態が想定されます。

そうであれば「すごく面白そうで自分に合った仕事かもしれない、
もっと詳しく話を聞いてみたいので応募してみよう」と思わせる
状態にするというゴールが設定できます。

めざす状態にするためには、何の情報をどう伝えたらよいのか。

上の2つの例で、伝えるべき情報は違ってきます。

数あるあなたの会社の魅力の中で、どこに焦点を当てて話すのか
いくつか説明パターンを用意することをオススメします。

★いつも心に、びりーぽ!ビリーポ!ビリーブポテンシャル!★

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